清岩寺は、大島のバス停「古清水」より南へ200m、
神沢坂の上にある臨済宗の寺院です。

建長寺(鎌倉市)の末寺で、山号を白雲山といい
阿弥陀如来をご本尊としております。

はじめは、清光庵という堂宇でしたが、後に清岩寺となり、
月桂祐天(げっけいゆうてん){天文15年(1546)没}を開山として
開かれました。

これについて寺伝では、当地の清水三左衛門が文保元年(1317)に仏燈大光(ぶっとうたいこう)
{元応2年(1320)没}を招いて開き、後に三ヶ木村(津久井町)の長寿庵(廃寺)の
月桂祐天がこれを継承したものだと伝えています。

ちなみに、当寺には仏燈国師倚像が残されていますが、墨書銘によると天保6年(1835)に
安置された鎌倉仏師三橋永助の作であることがわかります。

本寺は地域の榎戸というところに寛永5年(1628)には「粘花庵(ねんげあん)」という庵室を
持っていたようです(現在は廃寺)。

本寺にちなむ伝承として、仏燈大光の霊力によって清水三左衛門は子宝に恵まれたことなどがあります。